中川和子ファンクラブ”ハンマークラヴィア北海道“最終回10/14

 小樽在住のピアニスト・中川和子氏のファンクラブ”ハンマークラヴィア北海道“の最終回となるサンクスコンサートを、10月14日(月・祝)に小樽市民センター(色内2)マリンホールで開催する。

 

 同氏は、東京音楽大学ピアノ科演奏家コース卒業後、ウィーン国立音楽大学ピアノ演奏科を卒業。国内外の演奏家やオーケストラと共演し、独奏で高い評価を受けている。

 

 1990(平成2)年に小樽で発足された中川和子ファンクラブ「ハンマークラヴィア」は、プロの生演奏を若い世代にも楽しんでもらいたいと高校生以下は無料で鑑賞できる定期演奏会を開催。

 

 このほか北海道を中心に、手作り感満載のボランティア演奏会「ハンマーグラヴィア北海道」を、1999(平成11)年から赤井川小学校を皮切りに、年1~2回基金で賄いながら道内各地で無料開催している。

 

 小樽では13回・22回・25回・32回・33回に開催され、サンクスコンサートとして最終の36回目を小樽で締めくくる。

 

 長い歳月が過ぎ、主催者も受け入れる側も高齢となり、そろそろ幕を閉じようと最終回を決め、今後は、定期演奏会のハンマークラヴィアのみの活動となる。

 

 最終回を知った同氏の演奏仲間がぜひ共演したいと4つのプログラムを用意。同氏はすべてに出演し、1時間を超える演奏時間となる

 

 同ファンクラブ・金丸智子代表は、「ハードな曲はなく、進行も中川さんがするのでリラックスした雰囲気。ゲストとの演奏の経緯なども語る。

 

 4つ目のプログラムは好評だった思い出の曲で、管楽器のトリオで組み合わせもユニークで楽器の特徴が出ている」と説明した。

 

 当日は、入場無料・整理券なしで直接会場へ。問合せ:0134-29-1719 ファンクラブハンマークラヴィア北海道・金丸代表。

 

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