9月27日(金)11:00から、9月の小樽市長定例記者会見が行われ、旧運河プラザの活用、「ゼロカーボンシティ小樽市」ロゴマークの一般投票、小樽公園の再整備などが報告された。
2024(令和6)年3月末を以って閉鎖された旧小樽倉庫南側(旧運河プラザ)の貸付が、株式会社ケイシイシイ(上村成門代表取締役社長)に決定。同社が運営するルタオ運河プラザ店となる。
1番庫の公共スペース部分の営業を10月1日(火)から開始し、9日(水)までは10:00~18:00で実施。
11日(金)から、1番庫のBAR&テイクアウト・観光案内・小樽の歴史紹介と物販スペースの2番庫をグランドオープンの予定。営業時間を1番庫10:00~22:00、2番庫10:00~18:00とし、夜の賑わい作りに期待を寄せている。
カフェとレストランの3番庫については、2025(令和7)年3月中の営業開始を予定し、中庭はイベントスペースと休憩スペース、前庭は屋外フリースペースとして活用する。グランドオープン前日の10日(木)11:00〜13:00に、プレス向けオープニングセレモニーを開催。
迫俊哉市長は、「ルタオを運営する同社は小樽観光に理解があり、その上で1番庫を10:00まで営業する。ルタオならではのオリジナル商品も検討中と聞き、新しい観光拠点と期待している。市民から要望があり、ワイングラスタワーはこれまで通り実施できると思われる。前スペースもこれまで通りで、修学旅行生が集合場所として活用できる」と説明した。
2050(令和32)年までに二酸化炭素排出量の実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ小樽市」を表明している同市では、市民・事業者が一丸となってゼロカービンシティを目指す、シンボルとなるゴロマークを募集し、108名・133作品の応募があった。一次選考の結果、最終選考に6作品が残り、この中から一般投票を9月27日(金)~10月17日(木)で実施している。
◎「ゼロカーボンシティ小樽市」ロゴマーク投票受付中!(外部)
親子連れで遊べる小樽の特性を活かした公園をコンセプトに、小樽公園旧こどもの国の再整備を進めている。
小学生ゾーン(6~12歳)は雨の日も遊べるエリア、斜面を生かしたロング滑り台を設置し、6歳以下ゾーン(未就学児)は水遊びができるエリア、親子で遊べるエリアを設置する。
総事業費は約11.5億円。財源は、国庫補助・起債・一般財源・企業版ふるさと納税・ガバメントクラウドファンティング。2024(令和6)年度詳細設計し、2025(令和7)年度駐車場の整備、2026(令和8)年度は園路整備・遊具製作。2027(令和9)年度は遊具設置などや舗装を実施し、8月に併用開始を予定している。