小樽警察署(富岡1・竹内哲署長)は、小樽市立桜小学校(桜1・森國聡校長)3年生53人と5年生61人が交通事故のない安全で安心な社会を願う絵画を制作し、交通安全への広報活動に協力したとして感謝状を贈呈。
9月20日(金)に同校で、竹内署長・武田健志交通課長・稲垣廣次小樽地域交通安全活動推進委員らが出席して贈呈式を行い、5年生代表の長谷川さん(11)と3年生代表の浅野さん(8)に、竹内署長から感謝状が贈られ、稲垣推進委員からは記念品が贈られた。
竹内署長は「交通事故のない安心安全な地域を願い、交通安全への思いを込めながら絵画作成し、効果的な交通安全啓発活動に多大な貢献をされた。感謝の意を表する」と述べた。
長谷川さんは、「みんな事故のないようにと思い描いた。この絵を見てきちんと守ろうと思ってほしい。横断歩道を渡る時に手を上げるように気を付けている」と話し、浅野さんは、「事故がなるべく少なくなるよう描いた。横断歩道を渡る時は、右左を見て手を上げて渡るように気を付けている」と話していた。
森國校長は、「先生方の意識も高いが、子どもたちの交通安全に対する意識の高さが絵に表れている。地域住民の車は、横断歩道に子どもたちがいると、ほぼ止まってくれてありがたい。時間のない中で頑張って制作してくれた。絵を描くことで、考えていたことがより明確になったと思う」と話した。
3年2組の絵画は、9月20日(金から市役所(花園2)2階渡り廊下に、3年1組の絵画は市立小樽図書館(花園5)に、どちらも9月30日(月)まで掲示される。5年生の絵画は、9月24日(火)〜27日(金)に長崎屋小樽支店(稲穂2)で掲示予定。
多くの市民等の目に触れることで、交通事故抑止力の効果を高め、広報啓発効果に期待が高まる。