小樽市消防本部(見山義秋署長)の消防団機能別団員の入団式が、9月2日(月)12:10から小樽市立高等看護学院(緑3)で行われた。
小樽市初の試みとなる消防団機能別団員は、消防団員減少を背景に、消防団の充実強化に向けた取り組みで、特定の活動(大規模災害発生時の避難所運営の補助・救急活動の広報活動など)にのみ参加する消防団員で、同学院生と教員の併せて18名が入団し、若い力に期待が高まる。
入団式では、18名のうち1年生7名・教員2名と佐藤節子副学院長が、揃いのキャップとベストを着用して整列。
1人1人の名前が読み上げられ、柿崎さんが代表して辞令を受け取り、藤野雅人消防団長をはじめ、見山消防長・入井消防次長・阿部消防署長らが見守った。
藤野団長は、「本日より小樽市消防団員の一員となった機能別消防団員18名を、心より歓迎する。皆さんが学んでいる知識や技術を消防団活動に生かしてもらい、小樽市の安全安心を守る消防団員に育ってもらいたい。
輝いているあなたちを見て、私も消防団員になりたいとの思いを抱かせる消防団員になってほしいと願う」と激励。
岩渕さんは、「初めてのことで、訓練を皆さんと一緒に参加したり、これからの活動を頑張りたい」と話した。
消防団には18歳から70歳まで入団でき、今回の看護学院生は若い世代として注目が集まる。
9月8日〜14日を救急医療週間と定め、9月9日の救急の日に合わせ、8日(日)14:00〜16:00に、ウイングベイ小樽(築港11)5番街2階喜久屋書店前で、救急医療及び救急業務に対する理解を深めてもらい、応急手当に関する知識と技術の普及を目的としたイベントを開催。
心肺蘇生法及びAEDの取り扱い指導・救急隊員体験コーナー・ベジチェックック(推定野菜摂取量測定)・AEDトレーナー用機器の展示を行い、今回の機能別団員も数名参加する予定。