ビアパークや高校生出店も おたる天狗山夜景の日・天狗山まつり

 小樽市制80周年を記念し2002(平成14)年から開催されているおたる天狗山夜景の日の19回目と、第39回天狗山まつりが、8月24日(土)・25日(日)山頂を会場に開催された。同実行委員会(二階堂恭仁実行委員長)主催。

 

 「TENGUU FES!2DAYS」〜天空でたのしむ音楽とマーケット、ときどきビールと題して小樽の上空に一番近いビアガーデン「BEER PARK」が初オープン。

 

 北大ビールサークル「Be Are kids」(笹野瑚央代表)が、道内の醸造所6カ所のクラフトビールを用意し、テラスマーケットではビールに合うグルメやスイーツを提供。

 

 用意されたビールは、小樽ビールをはじめ、のぼりべつ地ビール鬼伝説、北大大学院生が制作した喉ごしが良い北大未来開拓倶楽部ビール4.5%など6種類。

 

 また、2024北照ワインプロジェクトに参加した北照高校生13名が、過去のクラウドファンディング返礼品のトレーナーやTシャツをこの機会だけと販売し、くじ引きやかき氷も販売。

 

 同プロジェクトグラウドファンディングも9月11日(水)から10月16日までの間、目標額130万円をチラシで紹介した。

 

 生徒会役員の伊藤君(2年)は、「お客さんが来てくれて良かった。笑顔で接客するようにしている。良い体験ができた」と話していた。

 

 小樽未来創造高校は、課題研究の中の地域活性に取り組む3年生4名が参加し、手作りのボウリングとくじ引きを実施。

 

 3年の馬場君は、「夏休み中に集まり準備をしてきた。小さい子どもたちにも楽しんでもらえて良かった。やりがいがある」と話していた。

 

 山頂の椅子に腰を下ろして涼む人や、ジップラインで空中滑走を楽しむ人もみられ、草原ボブスレーのスライダーには大勢の列ができていた。

 

 19:00からは、天狗山から観る花火と夜景を楽しんでいた。

 

 25日の天狗山まつりには、天狗さんが登場したり、天狗太鼓の打演を披露していた。

 

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