小樽市長 7月定例記者会見

 小樽市(迫俊哉市長)は、7月30日(火)11:00から市役所(花園2)2階市長応接室で、市長定例記者会見を開き、8月の診療分から拡大される子ども医療費助成などについて報告。

 

 これまで小学生までの子どもは初診時一部負担金のみ、中学生は入院のみが対象で、自己負担額は市民税課税世帯1割、非課税世帯は初診時一部負担金のみとしていたが、8月の診療分からは、世帯の課税状況や入退院を問わず、高校生まで初診時一部負担金のみとなる。

 

 こども医療費助成の申請手続きを行ったことがある人は改めて申請は不要だが、一度も同医療費助成の申請を行っていない人は申請が必要

 

 文化庁は、7月23日(火)に日本遺産候補地域における審査の途中経過を発表。候補地域①小樽市・②京都市・③富津市・鋸南町の3件中1件が通過。

 

 「北海道の心臓と呼ばれたまち・小樽」は、第1段階の日本遺産としての認定審査を通過。今後、第2段階の条件付き認定地域との点数評価プロセスを経て、最終結果は年内に公表される予定だ。

 

 市内小中学校すべての教室や特別支援学級・放課後児童クラブの公共施設に、7月末までのエアコン使用開始を目指し設置してきた。設置した学校から検査を行い、6月下旬から7月31日(水)までに、全29校中28校で順次使用を開始している。残りの1校についても8月10日(土)までに検査を行い、22日(木)の2学期始業式からは全校で使用できる予定。

 

 図書館は、1階児童閲覧室・2階学習室・視聴覚室、市役所は、別館1階の市民ホール・別館2階のフロアを中心に設置している。他の公共施設に関しては、今後計画的に設置を進める予定。危険な暑さなので暑さ対策はしっかりと進めたいとした。

 

 7月19日(金)に、市長自ら稲穂小学校を視察。整備してからの課題もあるが、28℃設定でオープン教室のため体感温度に違いがあり、マニュアルはあるが、臨機応変にしてもらいたいとした。

 

 2021(令和3)年5月に、2050(令和32)年までに二酸化炭素排出量の実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ小樽市」を表明した市では、オール小樽で脱炭素化に取り組むため、シンボルマークとなるロゴマークデザインを募集した。

 

 優秀賞1点(賞状・副賞3万円商品券)で、応募期間は7月22日(月)〜9月6日(金)。応募資格は賛同する個人・団体で、応募作品は1人2点まで。

 

 応募方法は、応募フォームから応募作品の画像データを添付して必要事項を入力、郵送または持参で、小樽市生活環境部環境課(〒047‐8660北海道小樽市花園2-12-1)へ。

 

 8月4日(日)10:00〜16:00にウイングベイ小樽(築港11)5番街ハイタッチコート1階・2階で、上下水道事業PRイベント「水道フェスタ2024」を実施。

 

 お盆期間中の8月10日(土)〜15日(木)8:00〜17:00は混雑が予想されるため、中央墓地の交通規制を実施し、からまつ公園臨時駐車場から墓地内へ、9人乗りワンボックスカーを4台無料運行する。墓地内へ入場し、墓地上部までの各停留所7カ所を回り、からまつ公園へ戻るコース。銭函墓地も8月10日(土)〜15日(木)9:00〜17:00に交通規制を実施する。

 

 このほか、旧小樽倉庫南側(旧運河プラザ)貸付公募型プロポーザルの結果、ルタオを運営する株式会社ケイシイシイが優先候補者に選ばれたことにも触れ、市長は「市民の要望もあり、観光客だけではなく、市民の皆さんにも使ってもらう交流空間としての機能を発揮してもらいたい。この場所は、運河に隣接し、歴史性や港や運河を紹介できるような工夫もしてもらいたい。

 

 夜の観光は小樽の重要な課題で、22:00までの営業となり新しく展開し、市内全体に、店舗の夜の時間が伸びることに繋がれば」と期待を寄せている。

 

 ◎小樽市長記者会見令和6年7月30日(外部)

 ◎小樽市長記者会見令和6年7月30日(Youtube)