小樽市総合博物館本館(手宮1)に収蔵され、2023(令和5)年度にPCB機器等の撤去のため解体され、現在前頭部のみが保存されている電気機関車ED76形509号を活かして、「実物×原寸×全体」をコンセプトに新しい展示を製作し、2024(令和6)年秋以降の公開を目指し財源確保のため、ふるさと納税制度を活用したクラウドファンディングを実施。多くの人に協力を呼び掛けている。
北海道の国鉄電化をけん引した電気機関車で、1968(昭和43)年小樽〜滝川間で、主力機関車として活躍。現存の保存車両は同館の509の他に1両のみ。
解体危機を乗り越え再度展示が可能となり、同本館イベントプラザ(蒸気機関車資料館隣接地)の屋根下に配置。併せて電気機関車に関する展示コーナーも整備する予定。
北海道国鉄電化の開拓者を後世に残そう!ED76展示施設整備応援プロジェクト
7月22日(月)〜10月21日(月) 目標総額3,000万円
◎北海道国鉄電化の開拓者を後世に残そう!『電気機関車 ED76の展示再開に向けて』(外部)
小樽地場産品の返礼品希望者は、「小樽ファンがささえるふるさとまちづくり」の寄附も通年で受け付けている。
寄附の際には、8.小樽市総合博物館の展示鉄道車両の保全(小樽ファンが支えるふるさとまちづくり)を選択。小樽市在住者は税の控除は受けられるが、制度上返礼品はない.