おたる潮まつり本番間近!若潮隊総練習

 第58回おたる潮まつり開幕3日前の7月23日(火)と24日(水)16:30から、小樽国際インフォメーションセンター(港町5)前広場で、おたる潮太鼓保存会(木村公彦会長)若潮隊の総練習が公開された。

 

 同保存会は、1967(昭和42)年に第1回開催を機に結成。日本海の荒波に小樽っ子の心意気を叩き上げたものが“おたる潮太鼓”だ。18歳以上を親潮隊、中高校生をハマナス隊、若潮隊は3〜12歳で構成されている。

 

 24日は空模様が心配されたが雨も上がり、これまでの小樽市観光物産プラザ(色内2)前広場から同センター前広場に会場を移しての開催で、3歳~小学6年生86人(新人23人含む)が、男の子はねじり鉢巻き、女の子は髪飾りをつけ、白い短パンと足袋に揃いの半纏姿で集まった。

 

 本日まで5回の練習を行い、太鼓を指導して40年以上の仙福昭雄隊長から「声がない!」と檄を飛ばされても、真剣な面持ちで練習に励む姿に、保護者をはじめ外国人観光客らも立ち止まって見入っていた。

 

 岩井君(小4)は「2回目の出場で、太鼓は難しいが楽しい。本番ではカッコよく叩きたい。これからも続けたい」と話していた。

 

 まつりを盛り上げる若潮隊の打演は、初日の潮ふれこみ、2日目の潮ねりこみ、最終日は11:00から中央ステージで打演を披露。

 

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