小樽ユネスコ協会(原田祥二会長)が第5回ユネスコスクールニコニコフェアを開催し、同スクール認定の小樽市立高島小学校(高島5・村中寿幸校長)では、夏休みに入った7月22日(火)と23日(水)の午前中に、1年〜6年生の児童49名が参加し、同協会9名・同校OGの北陵中生2名と市内のALT6名が協力してニコニコ教室が開かれた。
初日の23日は4〜6年生向けにゲームを交えた英会話教室を開き、オリジナルでかもめヶ丘商店街のイラストマップを作り、マップを見ながら、道を尋ねたり、尋ねられた場所までの道案内を英語で挑戦。ALTの手本を聞きながら、英語ではどう話すのか日本語も交えながら学んだ。
10:30から同協会会員のユネスコスクールが始まり、外園知代副会長が、「お腹が空いて亡くなる子が、世界では1千万人もいる。今日は、ALTの皆さんから英語を学び、世界の子どもたちと仲良くしてください」と挨拶した。
村中校長は、「今日は世界のことを知る貴重な機会。みんなと仲良くして、ユネスコスクールでいろいろなことを学んでほしい」と期待した。
同協会会員の中川めぐみさんが紙芝居「まーるのなかまさがし」の読み聞かせを行い、「平和のとりでを作らなければならない。自分の心の中に塀を作って悪い物を入れないように。この紙芝居は、平和のとりでを作るヒントとなる。平和のとりではひとりではできないし、仲間が沢山いると助かる。違ったりしても、仲良くして心のとりでを作ってください」と話した。
その後、各学年ごとにALTが英語の絵本の読み聞かせを行い、「プリーズ」と言った時だけ指示に従って動作する命令ゲームなどで、児童は楽しく英語に触れていた。
全学年が「オオカミさん、今何時?」で体育館を思いきり走り回り、ALTとも交流を深めていた。
鎌田君(6年)は「これからは英語をしっかりと頑張りたいと思った。今日は楽しかった。分からない英語の時は、友だちに聞いたりした。参加して良かった」と話した。
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