道写協小樽支部写真展 市民ギャラリーで53点展示

 日頃の成果を発表する北海道写真協会小樽支部(高橋俊弘治部長)の写真展が、7月10日(水)から、市立小樽美術館(色内1)市民ギャラリー1で始まった。

 

 今回は、同支部会員13名のうち9名が、スナップ・ネイチャー・風景など思い思いの発想でシャッターチャンスを狙った1名5枚ずつの45作品と、第71回写真道展に入選を果たした4名・6点、写真道展審査会員2名の写真2枚の53点を展示。

 

 11日(木)の当番だった小泉和子さんは道展審査会員で、早朝に余市のシリパ山に登って雲海に遭遇した、残雪が残る山々や積丹ブルーの海が広がる絶景を見事に捉えた道展出展の「雲海」と、色をテーマにした5点を出展。

 

 会員減少に歯止がかからない中、茅根君子さんは自宅付近で撮影したオシドリや、アオサギ・モズ・トビ・ツバメの5点を出展。澤田博子さんは、お気に入りを写真に収めた風景の作品。

 

 撮り鉄の一條周一さんは、「南富良野町にあるかなやま湖の記憶」と題し、どれも景色の中に電車が主人公になっている一條さんならではの作品を出品。

 

 小泉さんは、「茅根さんや二村さん・澤田さんの3名が凄く頑張っていて、一生懸命に写真に取り組む姿を見て、応援したくなり元気がもらえる。ぜひこの機会に御覧いただきたい」と話していた。

 

 同支部では、奇数月に例会を開いて作品を持ち寄り互選し、道展審査員の会員から講評をもらい作品づくりの参考にしている。例会上位写真展も3月末に開催し、9月にはフォトコンテストも開催する予定で、多くの参加を呼びかけている。

 

 第21回道写協小樽支部写真展 7月10日(水)〜14日(日)10:00〜17:00(最終日16:00)

 市立小樽美術館(色内1)市民ギャラリー1 入場無料

 

 ◎小樽市アーティストバンク〜北海道写真協会小樽支部(外部)

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