開業20周年を迎えたおたる屋台村レンガ横丁(稲穂1)では、「レンガ横丁 おかげさまで20年、そして・・・」と題し、7月6日(土)18:00から、横丁入口のサンモール一番で記念セレモニーを行い、おたる潮太鼓保存会の打演や振る舞い酒で祝い、大勢の人が駆けつけた。
同屋台村は、2004(平成16)年7月に開業して20年、コロナ禍を乗り越え、本日まで営業を続けてきた。陰で支えてくれた人たちに感謝しようと多彩なイベントを企画。
同横丁店主会の山森廣子村長は、記念セレモニーで「火事・台風・泥棒など、全てを乗り越えここまで来られたのは皆さんのお陰。30周年とこれまで以上に頑張るつもり。潮太鼓・潮踊り・ジャズ演奏などを楽しんでください」と挨拶。
迫俊哉市長は、「皆さんに愛され20周年。市民と店主の語らいや観光客との出会い、多くの皆さんに長年に渡り、守り賑わい作りを支えてもらい感謝する。さらなる10年、その先の発展を祈念する」と述べた。
関係者と来賓で恒例の鏡開きが行われ、来場者に酒が振舞われ、サプライズで、店主と市民有志で詩吟が披露された。
日本詩吟学院小樽しりべし岳風会・會田岳抄氏の指導で、「不識庵機山を撃つの図に
題す」を今日の日のために練習を重ね、中村ひとみ氏の剣舞も加わり、20周年を盛り上げた。
浴衣姿のおたる花街舞姫衆を中心に、レンガ横丁の通路で潮音頭や潮踊り唄を踊り、祝ムードを高めた。来賓とともに太鼓保存会メンバーらが踊りの輪を作り、屋台村のお客さんも大いに楽しんでいた。
20:00からはジャズ演奏が行われ、夜遅くまで20周年を祝うイベントが繰り広げられていた。
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