小樽市保健所夏期食品一斉取締り 食品衛生監視員指導

 小樽市保健所(富岡1)では、6月24日(月)〜8月30日(金)で2024(令和6)年度夏期食品一斉取締りを実施している。

 

 夏期に多発する食中毒など食品による事故防止を図るため、食品関係営業施設の衛生状態や食品の衛生的な取り扱い、添加物の適正使用及適正表示などを監視指導し、併せて食品の収去検査を行うことにより、市民の食の安全確保に努めている。

 

 生活衛生課食品衛生監視員6名が2名ずつ分かれ、80施設に立入検査を行い、収去検体数は約100検体を予定し、施設基準・管理運営基準・製造基準等の違反の発見・排除に努めるとともに、食品の衛生的取り扱いについても指導している。

 

 24日(月)11:30からは、長崎屋小樽店(稲穂3)地下1階の弁当・総菜コーナーで、生活衛生課食品衛生監視員の木村勇基さんと橋本ひなたさんが出向き、山上純一店長立ち合いのもと、食品の保存状況や表示について点検し、銀鮭和風弁当(398円税別)1検体を収去。

 

 初日は、食品衛生監視員6名のうち4名が2班に分かれ、9施設から弁当や総菜9検体を収去検査。検査結果は数日かかり、何か問題があった場合は1週間以内に報告し指導する。

 

 2023(令和5)年度夏期食品一斉取締りの結果は、立入検査はのべ935施設で行われ、収去検査数は107検体。このうち、食品衛生法に違反したものは1検体、小樽市食品衛生に関する自主管理規範不適合1検体が見つかっている。

 

 ◎小樽市保健所HP(外部)

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