小樽警察署と小樽市生活安全課・花園地区町内会では、登校時間帯の交通事故防止を目的に、6月14日(金)7:30から8:15まで花園4丁目グリーンロード付近の市道沿いで、交通安全を呼び掛ける旗の波運動を実施した。
この市道は、市立花園小学校(若林晋校長)の児童が通う通学路でもあり、信号機のない交差点も多く、過去に一時停止を怠り車同士の衝突事故が発生し注意が必要だ。
道内において登校中の児童が死亡する交通事故のほか、横断歩道を歩行中の小学生が重傷を負う交通事故が発生。こうした悲惨な交通事故を繰り返さないために、関係機関と協力し、児童が登校する時間帯に合わせ交通安全を呼び掛ける旗を持って波を作り、登校中の児童・生徒やドライバーにも交通安全意識の高揚を図った。
また、同署員は通行車両への速度抑制を図るため、ダミーオービスを設置し、注意喚起を図った。
武田健志同署交通課長は、「小樽では、児童に関わる事故は発生していないが、関係団体・地域の皆さんと協力して啓発を進め、児童被害の事故を一件も起こさない強い決意を持って推進していきたい。更なる事故の発生も懸念され、特に、小学校の低学年に対する登下校対策を強化していきたい」と話した。
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