市民ボランティア団体・本との出会いを創る会(安達久美子代表)は、6月7日(金)・8日(土)の10:00〜15:00に、長崎屋小樽店(稲穂2)1階公共プラザで、古本市「リサイクルブックバザール」を開催した。
2022(令和4)年6月1日に結成された同会は、小樽の子どもたちが多くの本と出会い、読書の楽しさを伝えるため、人形劇サークルぐうちょきぱあやおたる子ども劇場のメンバーら12名が、市立小樽図書館(花園2・伊藤信彦館長)と協力し、子ども読書活動の推進を図ることを目的としているボランティア団体。
結成当初から、新宮商行銭函工場で開催されたもくもくマーケットに出店し、今回初めて同店での開催となった。
市民が読み終わり同館に寄贈された本をストックし、まちなか図書館などに配布した後の文庫本や小説・実用書・絵本など約1,000冊を会場に運び、どれでも1冊100円で販売。売上収益から児童書を購入して同館に寄贈し、無駄なくリサイクルしている。
幅広い年齢の買物客などが立ち寄る場所の同会場には、平日にも関わらず初日は300冊を、2日目は午前中で200冊を販売し、売れ行きも上々だった。
伊藤館長は、「誰かが読んだ本なので、気になる本や読みたい本も沢山あり、違う人がまた楽しむことができる」と話していた。
安達代表は、「多くの方に来ていただき、目に留めてもらい目当ての本が見つかったり、沢山買い求める方もいて良かった」と話した。
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