グループ’96(本間城作代表)の1年間の集大成となる2025絵画・作品展が、4月16日(水)〜20日(日)に、市立小樽美術館(色内1)1階多目的・市民ギャラリーで開かれ、毎日80人前後の来場者で賑わっている。
1996(平成8)年に結成された会も今回で第26回目となり、新規1名が加わり、25〜86歳11名の油彩38点・写真10点・えんぴつ25点・字顔絵17点・吹きガラス5点・計95点を展示。
昨年入会した横手将人さんは、誰もが知っている芸能人などの似顔絵を文字を使って描く、字顔画17点を出展。5歳で書道を始め、似顔絵を描き始めたのは7〜8年前。
作品をTikTokに掲載したところ、フォロアー数が2万人に。マツコデラックスの作品は再生回数100万回となるなど注目を集めている。絵文字作品もあり、良く似ていてどれをとってもユニークで、話題の大谷翔平選手も上手く描かれている。
「水」をテーマにした写真10点を出展した遠藤秀敏さんは、2019(平成31)年に初めて出展し今回で4回目となる。2007(平成19)年頃から始めた写真は、様々なテーマで撮影に取り組んでいる。
今回は、北海道美瑛町の青い池や群馬県の吹割の滝など、全国各地の滝を撮影している。6月の緑爽やかな時期に撮影した青森県の奥入瀬渓流も出展。作品には、撮影場所や年月日・記録媒体・解説が詳しく書かれている。
本間代表は、あえて教会の裏側からの構図で描いたF50の富岡教会を出展。昔この近くに住んでいたことがあり、裏通りには詳しいとのこと。どこで描いたのか不明なデッサンを油彩で仕上げた作品や、主に風景画が多い中、兄が亡くなった時の花と花瓶を描いた作品などを出展し、「それぞれが取り組んだ多彩な作品を会場でぜひ見てください」と来場を呼びかけた。
第26回グループ96 2025絵画・作品展 4月16日(水)~20日(日)10:00~17:00(最終日16:00)
市立小樽美術館(色内1)1階多目的・市民ギャラリー 入場無料
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