電柱にカラス巣至急連絡を!ほくでんネットワーク

 ほくでんネットワーク小樽支店(富岡1)では、カラスの巣作りが盛んな季節となる春から初夏にかけ、巣の材料となるハンガーや針金などの金属が、電線に触れると停電を引き起こす可能性があり、電柱にカラスの巣を見つけたら、情報提供するよう呼びかけている。

 

 これまでも住民からの情報提供により現場に急行し撤去。停電を未然に防ぐことができた事例もあり、停電などのトラブルを防ぐよう日々努めている。巣の撤去対応件数は、年ごとに増減はあるものの、2024(令和6)年シーズンは全道で約2,700件(小樽支店管内150件)、このうち停電に至ってしまったものは全道で13件(同1件)。ひとたび停電すれば数十戸・数百戸単位で影響を受けるため、決して軽視できない。

 

 早期発見のための巡視のほか巣作りをさせないため、電柱に風車などを取付けるなど様々な対策を行っているが、それでも電柱上に巣作りをするカラスがいる。知能・学習能力も高いため、対策の効果が長続きしないこともあるという。

 

 同支店配電グループの森省三グループリーダーは、「設備点検で全ての巣を見つけるのは難しいことから、地域の皆さまから情報提供へのご協力をお願いする。電柱に巣を見つけた際はスマホ等で撮影し、弊社ホームページのチャットシステムから提供いただければ、緊急性の判断もでき助かります」と呼びかけている。(写真提供:北海道電力ネットワーク小樽支店)

 

 情報提供は、小樽支店フリーダイヤル(0120-06-0691)のほか、チャット(写真アップロード可能)でも受け付けている。

 

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