絵を描くことが好きな人が集まる輪絵画会(桑原正憲代表)が、1年間の集大成となる作品展を、4月9日(水)から市立小樽美術館(色内1)1階多目的ギャラリーで開いている。今回は、会員7名の水彩・油彩・鉛筆・クレヨンの38点を展示。
2014(平成26)年1月に亡くなった古屋五男氏が講師を務めていた絵画教室の生徒たちの発表場・輪絵画会展を、生徒の1人だった桑原氏が中心となり、毎週火曜日に杜の広場で教室を開き、現在10名の会員が楽しみながら描いている。
会員が順番に当番となり画題を持ち寄り制作した1年分の作品がずらりと展示され、古屋氏の作品を思い出させる雰囲気が漂い懐かしさを感じる。
会場正面には、会員3名が転倒というアクシデントに見舞われたことから、厄払いの意味を込めて天狗の絵を展示。来場した子どもたちへのプレゼント用に、紙で製作したキティちゃんなどの人形が沢山用意されている。
入会2年目の手塚清子さんは、教室で練習した静物を出展。雪あかりの於古発川や9月の上富良野などの風景・人物・静物と、多彩な作品を出展した森田陽子さんの作品などを会場で楽しむことができる。
第14回輪絵画会展 4月9日(水)~13日(日)10:00~16:00(最終日15:00)
市立小樽美術館(色内1)1階多目的ギャラリー 入場無料
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