小樽で例年より3日・昨年より1日早い積雪ゼロを観測

 4月7日(月)の小樽は、12:34に最高気温11.8℃を観測。深夜1:00に8cmあった積雪が一気に融け15:00にはゼロとなった。

 

 札幌管区気象台によると、小樽の積雪がゼロになる日は、例年では4月10日頃のため3日ほど早く、昨年は4月8日にゼロを観測していた。

 

 今年の雪の状況は、2月22日(土)・23日(日)に最高積雪深119cmを記録し、2月はほぼ100cm前後の積雪に見舞われた。3月に入ると92cmの積雪も31日には半分の46cmに融けた。

 

 4月に入ると暖かい日が続き、40cmの積雪が徐々に融け、6日13:58には今シーズン最高気温の13.3℃を観測。16cmあった積雪が一気に融け、7日の深夜1:00には8cm、15:00にはゼロとなった。

 

 札幌管区気象台では、「今後、雪が降り積もることもあり得るが、向こう1週間まとまった雪になる予報はない」とのことだ。

 

 小樽の積雪がゼロとなっても、市内では場所によって雪の積もり具合にかなりの違いがあり、第3号ふ頭周辺には雪は見当たらず、今季3隻目のバハマ船籍「ノルウェージャン・スピリット(75,904トン)」が本日10:00に寄港し、函館に向け19:00に出港した。

 

 未だ積雪状態の長橋なえぼ公園(幸1)の散策路は、少しずつ雪が融け悪路が続き長靴が必要だが、季節は確実に進み春の到来を知らせる水芭蕉やふきのとう、座禅草も顔を出し、池を覗いて見るとカエルの卵を見つけることができた。

 

 園内にある森の自然館は11日(金)に今シーズンが始まり、春先に花をつけるスプリング・エフェメラルが訪れる人々を楽しませる。

 

 長橋なえぼ公園(幸1-53)

 4月11日(金)~11月10日(月)9:00~17:00(10月1日〜16:00) 毎週月曜休館(月曜日が祝日の時はその翌日) 入園無料で身障者用トイレを設置。

 

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