おたる水族館(祝津3・伊勢伸哉館長)は、3月31日(月)・4月1日(火)の2日間で、ぺんぎんのじかん番外編「ジェンツーとフンボルトペンギンの移動公開」を行っている。
例年ならば通常営業が始まる前に行っていたが、今回は繁殖期が落ち着くのを待ち開館時間中の移動となったため一般公開した。
冬の間は海獣公園が閉鎖し、 雪中さんぽのイベントに出ているジェンツーペンギンは、同公園にあるペンギンプールからイルカスタジアム横のフンボル島に、 夏の間フンボル島にいたフンボルトペンギンは、寒いのが苦手なのでペンギンプールに移動している。
ペンギンの移動に居合わせた来館者は、フンボル島を囲むように集まり、その様子を見守った。
初日は、雪中さんぽで活躍していたジェンツーペンギン14羽を、コンテナに3羽と4羽に分け、軽トラックの荷台に積み込み2往復した。
フンボル島では、担当の浜飼育員がペンギンをプールから上げようと四苦八苦していた。少しでも不安を軽減するためペア毎に籠に入れ、飼育員2名が籠を運び軽トラックに積み込みプールへ向かった。
到着して籠を開けると、一目散にプールに向かって走り出し飛び込むペンギンや悠々と静かに出てくるペンギンがいて、それぞれに個性があって面白い。
その間、浜飼育員から、ペンギンの中で3番目に大きく7kgもあるものは、翼に強い力を持っていることなど、ジェンツーペンギンの生態や特徴が解説された。
埼玉県から初めて来館したりょうじ君(6)は、ペンギンの移動を興味深く見届け、「ペンギンも大好きで、トドの餌やりも楽しかった」と満足していた。
浜飼育員は、「ペンギンたちは、普段閉館中に毎年やっていることを、今回はお客さんがいる時間帯でやらせてもらい、ペンギンの移動はこんな感じなのかと見ていただけたと思う。今度戻るのは通常営業終了の11月末となる」と話した。
4月1日は9:30から、フンボルトペンギン41羽のうち7羽をフンボル島に移動する。海獣公園のフンボルトペンギンは海まで遠足で大活躍し、多くの来場者の目を楽しませている。
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