優至会北海酒井道場所属の手宮中央小4年・藤田湊瑚選手(11)が、1月18日横浜武道館で開催の第1回全日本極真“型”空手道選手権大会4年生の部に出場し3位の好成績を収めた。
3月21日(金)16:30に小樽市役所(花園2)2階市長応接室で、藤田君と道場責任者の酒井裕樹氏が出席して報告会を行った。
藤田君は、母親の勧めで5歳から空手を始め今年で6年目。これまで組手では何度も全国大会に出場してベスト8となり、2024(令和6)年の夏大会で優勝し、今回の型の全国大会出場権を得て3位となった。
「組手とは違った緊張感で、練習してきたことを発揮しようと思った。同じ道場のライバルと3位決定戦になり、絶対に負けたくない気持ちで挑み3位になった時は嬉しかった。
他団体も参加する選手会(トップ中のトップが集まる)でも練習を頑張り結果を出せた」と話し、「後輩と一緒に稽古できるし、先輩とも一緒に練習することでいろいろと成長できて楽しい。型でも全国優勝したいし、組手の方でも良い結果を出せるよう頑張りたい」と、強い意思をアピールした。
酒井氏は、「初めての型で全日本3位となり、これまで以上の好成績を収めた。楽しくて好きだからだと思うが、努力する天才でみんなの引っ張り役。後輩からも憧れられる選手で、ただ強いだけではなくチャンピオンを目指している」と期待した。
市長は、「道が付くスポーツは基本的に礼儀作法と聞いている。強くなったり上手になったりする前に、空手道としてしっかりと礼儀作法を学ぶことは、大人になり成長する中で大事なこと。その中で力をつけてもらいたい。空手を通じて、沢山のことを学び、立派に成長してもらいたい。全国大会で良い成績を残して報告に来て」と激励した。
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