ルスツリゾートスキー場(虻田郡留寿都村)で開催された第62回全日本スキー技術選手権大会(3/5〜9)で、小樽スキー連盟(花園4・山本博之会長)所属の武田竜選手(小樽在住)が6連覇を達成。(写真提供:小樽スキー連盟)
初日は良かった大会コンディションが、2日目の午後から競技が中断するほどの悪天候となり、かなり危ぶまれた中、現場のメンバーらが連携を図り、スーパーファイナルは最高のゲレンデ状況となり無事に終了した。
同スキー場の協力体制が行き届き、ギャラリーも増え小中学生の観客も多かったという。
同大会副実行委員長を務める山本会長は、「若手がかなり台頭してきていた。2位の京都府スキー連盟の奥村君との最終種目の点数の差は4点と迫り、若手の台頭が目立ったが、それでも揺るがない武田君の強さが際立った試合だった。
奥村君は北照高校出身で武田君の後輩でもある。点数差が接近していて、最終種目で順位が入れ替わった。最後までハラハラする試合展開だった」と話した。
同実行委員会・片岡事務局長は、「皆さん頑張ったと思う。特に竜は大丈夫と思っていたが、ここまで僅差になるとは思っていなかった。彼の強いところはミスをしないところ。
1位2位は順位に変化はないが、他の順位の入れ替わりが目立つ。スーパーファイナル男子31名中小樽勢が6名残るということは、北海道が一番多く誇らしい」と話した。
スキーを正しく指導するために理論と高い技術が求められる今大会は、男子288名・女子153名が出場し、小樽スキー連盟所属の選手は男子9名・女子2名が出場。スーパーファイナルへは、男子31名・女子15名が出場でき、同連盟からは男子6名・女子1名が駒を進めた。
スーパーファイナルへ進んだ双葉高校1年生の押川歩選手(16)は、初出場で18位となり、高校1年生でのスーパーファイナル出場は最年少。女子の関口愛摘実選手(19)も初出場で15位と大健闘し、スーパーファイナルに出場したことで、全国スキー連盟の表彰規定からともに新人賞を受賞した。
同大会は、2年に1度のデモンストレーター(男子20名・女子8名)の選考会でもあり、武田選手と須川尚樹選手が4期目、片岡嵩弥選手が3期目、鈴木大智選手が2期目、富田哲選手が初認定となり、同連盟は5名がナショナルデモンストレーターとなり、20名のうち4分の1を占める結果となった。
この結果について山本会長は、「嬉しい限りです。デモと滑ろうとのイベントには11名のジュニアが集まり、確実にデモの遺伝子が小樽のジュニア層に広まるひとつのきっかけとなり、スキー文化の益々の発展に繋がればと思う」と話した。
武田選手は、「楽しいだけではスキーは上手にならない、ひとつランクを上げるには、苦しさ辛さを乗り越えなければならない」と、子どもたちに話しているという。
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