おたる水族館(祝津3・伊勢伸哉館長)では、3月15日(土)からの通常営業に合わせ、これまで「〇〇〇ショー」との名称を「〇〇〇のじかん」に変更するとした。
“ショー”という単語には、“見世物”や“動物に動きを強いるもの”といったことを連想する人もいることから、今の時代に合わせ、生きものたちの魅力を最大限に紹介する、これまでのショーを超えるものとして、“いきもののじかん”を位置づけるとした。
2025(令和7)年度の特別展は、生命循環の終わりであり始まりでもある動物たちの排泄物をテーマにした「うんこ」を2期に分けて行う。
海の動物だけではなく陸上の動物にも目を向け、うんこを観察しそれぞれの特徴を紹介。子どもから大人まで気軽に興味を持ち、奥深い“うんこ”の世界を感じる展示になっている。
昨年8月に生れたバンドウイルカのレンカは元気に成長しているが、バックヤードに入らない状況が続いていることから、当面の間、イルカスタジアムではレンカを含めたメスチームによる「いるかのじかん」を実施する。
50周年記念ムービ最終作となる3作目「51年目の記憶」は、小樽水族館のこれからを感じられる内容で、3月15日(土)16:00からの公開開始予定。
海獣公園でのペンギンの海まで遠足は、11:40開始で1日1回のみ実施している。
ポスターやパンフレットに掲載したゼニガタアザラシについて、海獣飼育課の新野雅大さんは、「北海道にはゼニガタアザラシを含め5種類のアザラシが生息している。1年中、同じ場所にいるのはゼニガタアザラシで、日本で展示するに相応しい生きもので、より北海道らしい根強い関係がある。いつもよりも深く解説する“じかん”を設けたい」と話した。
通常営業期間3月15日(土)〜11月24日(月)
3月15日(土)〜10月15日(水)9:00〜17:00、10月16日(木)〜11月24日(月)9:00〜16:00
夜間延長営業
7月19日(土)〜21日(月)・9月13日(土)〜15日(月)・20日(土)・21日(日)9:00〜20:00