10名の応募があった2025小樽コンシェルジュの審査会が、2月27日(木)に小樽市民会館11号室で開かれ、小樽コンシェルジュ運営協議会(西條文雪会長)は、会社員の兼平祐弥さん(23)と大学生の三浦夢愛さん(21)に決定した。
2022(令和4)年に、“ミスおたる”から“小樽コンシェルジュ”に名称を変更し、今年4代目となるコンシェルジュに初めて男性が挑戦。任命された若い2人に期待と注目が集まっている。
3月12日(水)には次期コンシェルジュ2人が市長を表敬訪問。 迫俊哉市長は、「これから1年間、小樽の顔として力をお借りしたい。
初めて男性のコンシャルジュが誕生して嬉しく思う。コンシェルジュの活動を通じて、見識を深めてもらいたい。いろいろな場面で一緒になることもあると思うが、行動を共にしながら力添えをいただきたい」と激励した。
札幌市出身の兼平さんは、小樽商科大学の入学をきっかけに小樽に住み、昨年大学を卒業し、現在は合同会社ポータルが運営するTug-B(バー&ホステル)に勤務している。
TikTokやInstagramなど動画配信を得意とし、「物産展など、男性目線での魅力を伝え、1号としての任務を全うしたい」と意欲を示した。
三浦夢愛さんは小樽出身で小樽在住。現在、北海道文教大学国際学部国際コミュニケーション学科3年生で、SNSを使ったフリーランスモデルで、昨年6月から社会人プロレスを始め、元気で明るいところが長所。
「小樽はどこを切り取っても絵になる。どんどん小樽の魅力を広めていきたい。新しいものを受け入れつつ、ここに住んで良かったと思えるようなことを紹介していきたい。小樽で好きな場所は、天狗山の夜景で、満点の星空だったらもっと綺麗」と話した。
今後コンシェルジュとしての研修が行われ、3月27日(木)14:00からウイングベイ小樽ネイチャチャンバーで新旧交代式を実施し、各イベントのオープニングセレモニーやクルーズ船の初寄港時・北海道物産展、7月には潮コンシェルジュとしておたる潮まつりを盛り上げる。
任期は2025(令和7)年4月1日〜2026(令和8)年3月31日。
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