令和7年小樽市議会第1回定例会開会 市長提案説明

 2月25日(火)10:00から議場で2025(令和7)年小樽市議会第1回定例会が開会。会期を3月21日(金)までの25日間に決定した。

 

 迫俊哉市長は、新年度に向けた市政執行に対する所信の一端と施策の概要を述べ、議案第1号ないし議案37号までの提案説明を行った。

 

 迫市長は、「まちの強みと民の力による未来を志向したまちづくり」を新年度の市政執行の基本方針とし、歴史や海・港などの本市の強みと、市民・民間の力を最大限に活かしながら、人口対策をはじめ、あらたな賑わい創出と脱炭素などの時代の変化に柔軟に対応した、未来志向のまちづくりを推進する」と述べた。

 

 クルーズ客船のすべてを市内中心部に近い第3号ふ頭に受入れ可能となり、新しい人の流れが生まれ、港の利便性の向上と新たな賑わいの創出が高く評価され、小樽商工会議所が、全国商工会議所きらり輝き観光振興大賞優秀賞、市がクルーズ・オブ・ザ・イヤー2024特別賞。

 

 小樽港がポート・オブ・ザ・イヤー2024を受賞して日本遺産認定され、官民で連携し未来にあるべき姿を描きながら、まちの強みを生かす努力を積み重ねてきたことが実を結び、市のまちづくり全体に通じる姿勢であるとした。

 

 議案1号~11号は、令和7年度会計予算議案で、財政規模は、一般会計では661億7,597万6千円、特別会計では313億3,152万円、企業会計では287億8,545万8千円、全会計では1,262億9,295万4千円となり、前年度当初予算と比較して一般会計では6.7%の増、特別会計では3.3%の減、企業会計では1.4%の増となり、全会計では2.8%の増となった。

 

 議案12号~17号は、2024(令和6)年度各会計補正予算議案で、一般会計による補正額は、歳入歳出ともに4億9,743万5千円の増となり、財政規模は672億7,697万7千円となった。

 

 議案18号~30号は条例案、議案31号と32号は工事請負契約について、議案33号と34号は市道路線の変更について、追加送付予定議案・工事請負契約の2件。

 

 25日に共産党から提案された議案37号小樽市非核港湾条例案が提出された。

 

 3月3日(月)13:00から議場で会派代表質問が行われ、みらい・平戸理史議員と公明党・横尾英司議員が質問に立ち、4日(火)に会派代表質問が続行され、5日(水)に一般質問を予定している。

 

 ◎小樽市議会(外部)

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