北海道スキー連盟地域連携普及振興事業の助成を受け、2月24日(月・祝)9:00から、朝里川温泉スキー場( 朝里川温泉1)を会場に、小樽スキー連盟(山本博之会長)主催の「武田竜とあそぶ、滑る!」を開催した。
スノースポーツの普及振興を目的に、小樽在住のプロスキーヤーでナショナルデモンストレーターの武田竜氏が講師となり、スキーを楽しむイベントを企画。初心者コース(年長児〜小学校低学年)に15名、上級者コース(小学校高学年〜高校生)に19名が参加した。
ナショナルデモンストレーターは、スキーを正しく指導するための高い技術を有すると認められたスキー指導資格の最高峰で、2年に1度の選考会が行われている。今年は選考会の年で、3月4日(火)〜9日(日)にかけて北海道ルスツリゾートで開催される。
武田氏は小樽生れの小樽出身で、4歳で初スキー、小学1年生から天狗山レーシングに入部。中学3年生で日本代表ジュニア指定選手に選出。北照高校から近畿大学に進学。2011(平成23)年に全日本男子回転優勝、2013( 平成25)年大回転で優勝。現在、全日本基礎スキー選手権大会で5連覇している。
会場となるスキー場に、参加者・保護者・スタッフ全員が集合し、コミュニケーションを促進させる列車ゲームなどを行い、それぞれ初対面ながら打ち解け仲良しになった。
山本会長は、「小樽スキー連盟では、ナショナルデモ5名と全日本デモ1名の6名が所属し、その中の1人・武田君に、いろいろなことを習って今日は楽しんでください」と挨拶した。
余市在住で小3のほまれ君は、「キロロスキー場で学校のスキー学習があり楽しかったので、今日はまたスキーが滑りたくて参加した。楽しみたい」と話していた。
ほとんどの子どもたちがスキー経験があり、イエローコースのリフトに乗ってゲレンデに向かい、武田氏のアドバイスに耳を傾け、スキーを学び有意義な時間を過ごした。
子供たちが講習を受けている間、保護者は、ガルチック2階のホールで小柳俊哉トレーナーによる「子どもの成長とスキー」についての講演会を受講。
小柳氏は、冬季スポーツのトレーニング指導・プロアマ問わずパーソナルトレーニング・ストレングス&コンディショニングを行う傍ら、トレーニング施設のプロデュースを行う。
午後からも同様にレッスンが行われ、初心者コースは15:00、上級者コースは16:00に解散となった。
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