第27回小樽雪あかりの路来場者数24万4千人 前回比97.2%

 小樽雪あかりの路実行委員会事務局は、2月8日(土)〜15日(土)開催の第27回小樽雪あかりの路来場者数等を17日(月)に発表。

 

 来場者数は8日間で24万4千人で前回比97.2%に留まった。第26回25万1千人、第25回25万2千人、第22回31万5千2百人。

 

 期間中は強風や降雪、12日(水)にはこの時期としては珍しい雨となり20:15に中止となったが、比較的好天に恵まれ、特に最終日の15日(土)は雪あかり日和となり、風もなくロウソクの炎も消えず、幻想的な光景に包まれる中閉幕した。

 

 メイン会場の運河会場や手宮線会場には、アジア圏のほか欧米系の外国人の姿も多く見られ、初日から3日間ほどは運河会場内を行き来できないほど混雑した。

 

 中央橋では、Otaru Next 100実行委員会によるスープバーをオープン。コーンスープをはじめ、本場仕込みの韓国・台湾・スリランカなどのスープも販売し人気となった。

 

 今回からメイン会場となった小樽芸術村会場では、陸上自衛隊第11特科隊の協力でステージを造成し、オープニングセレモニーを開催。期間中はアカペラライブや演劇を上演し、日本語・韓国語・英語を用いたプロジェクションマッピングやコンテンポラリーダンス、朗読と雪あかりを組み合わせて実施された。

 

 ボランティアは8日間でのべ2,000人が参加し、市内高校生・小樽商科大学・Otaru Next100 実行委員会などの若者世代が活躍し、台湾や韓国からのボランティアも連日協力してイベントを支えた。

 

 バックヤードツアーでは、今年から通訳もガイドと同行して4日間開催。参加者84名のうち39名が外国人だった。

 

 台湾向けに、ボランティア作業を通じて市民と交流する体験プログラム「ボランティアツーリズム」も実施された。

 

 ◎小樽雪あかりの路(外部)

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