第27回小樽雪あかりの路 穏やかに閉幕!

 2月8日(土)に開幕した小樽の冬の一大イベント・小樽雪あかりの路が、穏やかな晴天の15日(土)に閉幕した。

 

 土曜日の最終日は国内外から見物客が訪れ、これまでの運河会場と手宮線会場に、今年新たにメーン会場に加わった小樽芸術の村会場、天狗山会場や23カ所のあかりの路会場、それぞれの会社や自宅でロウソクを灯すなど、小樽中がロウソクの灯に包まれ、多くの人々が行き交った。

 

 温暖化の影響で懸念された気温も、開催8日間の気温の平均は−2.6〜−0.7℃と、かろうじてマイナスをキープ。

 

 雨模様となって1時間早く閉鎖された12日(水)と15日は最高気温が3℃まで上昇。風もなく穏やかな日となり最終日を迎えた。

 

 宮城県仙台市から手宮線会場のとりまとめ役のボランティアで参加した千葉洋さんは、今年で18回目。星型やハート型に模った雪のオブジェのコーナーを担当し人気を集めている。

 

 今年は、製氷屋から板氷を仕入れ雪のハートや星型のパーツを張り付けて展示し、来場者に喜ばれていた。

 

 千葉さんは、「最終日が一番穏やかで良かった。8日間比較的天気にも恵まれた」と今回を振り返り安堵した。

 

 今年からメーン会場となった小樽芸術村では、陸上自衛隊北部方面隊第11旅団第11特科隊が制作した雪あかり会場の灯を守るボランティアとして参加した、小樽商科大学ヨサコイサークル翔楽舞の女子2名(2年)は、消えたロウソクを見つけては点灯して熱心に灯り番をし、「初めての参加で、スノーキャンドルの形を整えて点灯するととっても綺麗。参加して良かった。良い思い出になった」と話していた。

 

 ◎小樽雪あかりの路(外部)

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