一夜限りの雪あかり!小樽水産加工業協同組合の250灯

 建国記念の日の2月11日(火・祝)17:00〜20:00、小樽水産加工業協同組合(手宮1)前広場で、今年も同組合の田宮昌明さんが中心となり、小学生から大人までの15名ととともに1日限りのあかりの路を開催した。

 

 昨年はあかりの路会場に登録して2日間実施し、今回は1日限りで登録は行っていないが、今年も気合充分で抜群のチームワークを発揮した。

 

 手宮中央小学校雪まつり保存会会長を務める田宮さんが、夏から花や葉を摘み押し花にするなど準備を始め、2月2日(日)には小学生を含む16名とアイスプレートづくりを行った。各所のあかりの路主催者からはアイスプレートの要望があり、快く配布を行なっている。

 

 当日は9:00から徐々に協力者が集まって雪山を造成し、ネーム入りアイスプレート3種類、ハートやミッキーのプレート、アイスキャンドル、昨年から登場したアイスバケツなど、昨年の110個を遥かに超える約250個のあかりを灯した。

 

 田宮さんが考案し、長谷川生花店(高島)からの寄贈された花を使ったアイスバケツは、ひと際注目を集め、まち外れの静かな会場は幻想的な光景に包まれ、沢山の人々が訪れ写真を撮影したり楽しんでいた。

 

 田宮さんは消えたロウソクを灯したり手直ししながら、「沢山の人が来てくれて嬉しい。お手伝いの人たちも頑張ってくれている」と話していた。

 

 手宮中央小学校3年のももはさんは、一緒にハートのオブジェの中で写真を撮ったり雪あかりを楽しみ、「初めての参加で、点灯するのが綺麗で楽しかった」と話し、クラスメイトのはるなさんは「昨年もお手伝いして2回目の参加。今年も綺麗だったし、ロウソクに火をつけたり楽しかった」と来年も続けたいと願った。

 

 今年初のあかりの路会場となった小樽観光協会が担当する小樽国際インフォメーションセンター(港町)前には、雪を高く盛った上に造成されたた王様の椅子やハート・人型・しずくキャンドルなど100個の灯が灯された。

 

 広々とした会場は、ロウソクの灯を絶やさないようにと、最終日の15日(土)まで、担当の職員は消えては付けてを繰り返している。

 

 ◎小樽雪あかりの路(外部)

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