小樽市(迫俊哉市長)の定例記者会見が、1月31日(金)11:00から市役所(花園2)2階市長応接室で開かれ、8月に併用開始を予定している小樽港観光船ターミナルのネーミングライツの募集を30(木)から3月31日(月)まで募っていると報告。
施設やイベントを命名できる権利で、企業名や商品名等を冠した愛称が、多くの人の目に触れることによる宣伝効果が得られるネーミングライツを、小樽市の新たな財源確保策として導入し、併用開始から5年間の使用期間で市の希望額年300万円以上とした。
市長は、建物の正面に企業名や商品名を含む愛称の看板を設置し、企業のイメージアップに繋がると期待し、「観光客をもとより、沢山の市民の皆さんに親しまれる素晴らしい愛称が付くよう、多くの応募を待っている」と述べた。
また、1月28日(火)から船見坂に警備員3名を配置した件について、市内でも観光客が集中する一部の地域では、マナー違反や住民生活へ影響するオーバーツーリズムが生じている。配置後の効果についてはまだ確認されていないが、これからも定期的に市と警察・警備会社などと状況を検証しながら対応していきたいとした。
「銭函海岸でも私有地に侵入するなどを、ポスター等で対応。オーバーツーリズム対策協議会を2月中に立ち上げ、今の対応が充分なのか、協議会で関係機関から意見をもらいながら、体制を強化していきたい。住民の生活にも配慮
し、観光客の満足度を損なうこともできないので、対策をしっかりと考えたい」とした。
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