1月30日(木)14:00から小樽市役所(花園2)本館2階市政記者室で緊急記者会見が開かれ、生活環境部清掃事業所に勤務する60歳代の男性が酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕され、本日付けで停職3か月の懲戒処分が決定したことを発表。
この職員は、2020(令和4)年から清掃事業所に勤務し、高齢・病気・障がいなどの理由でごみステーションにごみを出せない世帯に、軽トラックなどで戸別にゴミを集めるふれあい収集を担当。市役所では、公用車等を運転する前には必ずアルコールチェックを行っているという。
1月14日(火)10:50頃、私用で休暇中に自家用車で外出した際、幸3丁目付近の交差点で信号待ちで停車中の車両に追突事故を起こし、事故処理のために駆けつけた警察官が呼気にアルコール臭を感じ、その場で飲酒検知を行ったところ、基準値を超えるアルコールが検知されたことから、酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕され15日(水)に釈放された。
同部では、16日(木)に本人から、「13日(月)は通常通り勤務し帰宅後から翌日まで少量ずつ長時間にわたり飲酒していた」と話しを聞き、本日30日付けで停職3か月の懲戒処分としたが、本人から市に迷惑をかけたと退職願が提出され、依願退職の形で処理した。
併せて監督責任として、 佐藤靖久同部部長と 武田隆児次同部次長に文書注意、直接の上司である清掃事業所長に文書厳重注意の措置を行った。
佐藤部長と武田次長は、「市の会計年度任用職員が酒気帯び運転で逮捕される事件が発生し、市民の皆さんに大変心配をおかけし、まことに申し訳ありません」と詫びた。
また佐藤部長は、「職員の酒気帯び運転については、昨年銭函の事故から10年が経過し、生活環境部としても飲酒運転根絶に向けて周知啓発活動を強化してきたところだったが、こういった事案が発生し、大変遺憾に思うとともに、市民の皆さんには申し訳ない思いだ」と述べた。