北海道勧仁塾道場(山村弘一会長・主席師範)恒例の雪中ランニングが、1月26日(日)13:30から行われ、塾生たちの 心身鍛錬と健康祈願を目的に、寒さの厳しい雪の上を空手着姿に裸足のまま走り抜けた。
今年参加の4歳〜大学生の塾生と指導者が、集合場所の遊人庵(花園3・おたる無尽ビル)をスタートし、市内中心部の花園商店街を走り抜けサンモール一番街までを往復した。
13:00の小樽の気温は、この時期としては暖かい1.9℃とプラス気温で比較的穏やかな日だったが、それでも歩道は凍てつき、アスファルトが出てる部分と氷や雪の部分など様々で、氷の上に撒かれた滑り止めの砂利が裸足に刺さる最悪の状況。
途中で涙してしまう子もいたが、先輩のホイッスルや掛け声に幼年塾生たちは励まされ、サンモール一番街までどうにか到着。整列して空手の基本動作を気合を込めて行い、再び遊人庵を目指して復路を走った。
保護者も一緒に走りながら励まし、山村師範や指導員に激励を受け頑張る我が子をビデオに収めていた。
上り坂道の復路に足の感覚が無くなったという中学生もいたが、「ファイト!ファイト!」と元気な掛け声で寒さを吹き飛ばし、往復約20分ほどで無事に戻り、安堵した表情を見せていた。
裸足で走り切った前川さん(5)と住友さん(5)は「楽しかった」と笑顔になり、「黒帯になれるよう頑張りたい」とお互いに目標を話していた。
坂井さん(9)は「最初は足が痛かったけどだいぶ慣れた。今年の目標は大会でメダルを取りたい」と話した。
14:30頃からは新年交流会を行い、鏡開き後に雑煮をみんなで一緒に味わっていた。
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