小樽市立北陵中学校(清水町5・吉岡智尋校長)3年の梶原もなさん(15)は、1月17日(金)・18日(土)カムイスキーリンクス(旭川市)で開かれた、2024(令和6)年度北海道中体連第57回北海道中学校スキー大会アルペン競技に出場。
女子回転7位・女子大回転8位の成績を収め、2月4日(火)〜7日(金)野沢温泉スキー場(長野県)で開催する第62回全国中学校スキー大会への切符を掴んだ。
中体連では初めての全国大会だが、ジュニアオリンピック全日本ジュニアスキー選手権大会では、小学6年と中学2年の時に出場し、小学6年ではパラレル9位だった。
2歳でスキーを始めた梶原さんは、小学2年生の頃、父・三央さんからアルペンスキーの指導を受けた。
速くてスリルが味わえるところがスキーの魅力だし、主にキロロや朝里川温泉スキー場で練習し、家族が滑る姿をビデオに録り、それを何回も見て悪い所を修正し研究。
外足に乗ることとお尻を落とさないように上げて滑ることに気をつけ、体力をつけるために朝に走ったり、体幹トレーニングをしたり、体重を重くするために良く食べるようにしているという。
市内バレエ教室に通って発表会にも出場するほどで、「バレエをしていることで体が柔らかいため、転んでも怪我をしない」と話した。
今年は練習を控え受験勉強に力を入れていたこともあり、全国切符は想定外だったといういうが、10位までが出場できる全国大会に小樽では梶原さんだけだった。
「大会の1週間後には受験が控えている。勉強しつつ良い成績が収められるよう頑張りたい。目標は10位までに入ること」と、大会の意気込みを述べた。
三央さんは「練習量が少ないのに良くここまで頑張った」とエールを送った。