2024(令和6)年に開館50周年を迎えたおたる水族館(祝津3・伊勢伸哉館長)が、博物館法の規定に基づき12月25日付けで文化庁の博物館登録原簿に登録されたと1月6日(月)に報告された。
道内の水族館としては初めてで、登録されたことで博物館としての信用を得えて機能を備え示すことで、更なる地域の教育・学術・文化の発展に大きく寄与する存在となるよう期待が高まり、同館関係者は、これまでの努力が認められたと喜んでいる。
古賀崇学芸員は、「登録に伴う作業もあるが、登録後もすることは変わらず、これまでも博物館相当施設のつもりでやってきたことをしっかりと続けていく。
水族館では、生物がこういう生物だということを一般の方に知らせる施設で、社会教育機関として少しでも動物らしく生きられるよう努めている」と話している。
また、同館は動物園水族館が求められる、動物が動物らしく生きるための環境を作り、その生き物の衣食住すべてにおいて、楽しく過ごせるよう努力を重ねる動物福祉向上への取り組みについても高く評価された。
今後、登録証が届き次第、来館者にも見えるよう掲示する予定。
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