1月9日(木)15:00から、小樽市保健所(築港11・田中宏之所長)が、2024(令和6)年12月23日(月)〜29日(日)・第52週について感染状況を発表した。
警報が発令された小樽市のインフルエンザ患者数(5定点)は、第51週よりも40人減の248人で、1定点あたり49.60。依然、警報レベルが続いている。
全国的に猛威を振るっているインフルエンザの発生状況(第52週)は、全国は64.39、北海道は59.87で、道内で一番高い数値は江別市の118.50だった。
小樽では、第51週に1定点あたり30.0を超え警報が発令され、年末年始の当番病院前には、患者を乗せた車の渋滞が長時間に渡り続き、見慣れない光景が広がり感染拡大が懸念される。新型コロナウイルス感染症は第51週よりも17人増の74人と増加。1定点あたり14.80となった。
保健所では、「学校での冬休み明けにはもっと増加する可能性もあり、新型コロナウイルス感染症も増えているので注意が必要。手洗い・うがい・マスク着用するように」と呼びかけている。
また、市内では感染性胃腸炎患者等の集団発生についても報告。2024(令和6)年12月29日(日)2件の高齢者施設で26人のノロウイルスを確認した。2024(令和6)年は3月1件・8月1件で集団発生している。
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