小樽に風雪・大雪・波浪などの注意報発令

 札幌管区気象台は、1月16日(金)の夜から17日(金)朝にかけ、低気圧が青森方面から東へ通過し冬型の気圧配置となり、北海道には北からの風が入りやすくなって雪が降る悪天候となる石狩・空知・後志地方に、風雪、大雪、波浪、雷、なだれ注意報を発令した。

 

 日中にかけて小樽での降雪は多くはなかったが、時折、雪が激しく降り出し視界を遮り、道路を通行する車はライトを付けて走行。いつもより早起きして雪かきをしてから出勤した市民も多かった。

 

 小樽の最高気温は2:09に-4.1℃、最低気温は5:23の-6.4℃と、1日中氷点下の真冬日となった。

 

 同気象台では、夜遅くまで雪が降ったりやんだりを繰り返し、現在強い雪になっていないとみているが、夜に向かって次第に北の方から雪雲が降りて来る予想で、これが降りて来ると少し強い雪が夜中にかけて降る可能性もある。

 

 いまのところ注意報を警報に切り替えることはなく、夜遅くにかけて降るが30cmも降るようにはならないと思うとのこと。

 

 1月17日(金)16:00までの24時間降雪量は、北海道の多いところで、留萌地方の古丹別で39cm、空知地方の石狩沼田で33cm、余市では9cmの雪が降っている。

 

 小樽の24時間降雪量は10cm、16:00の積雪量は54cmで平年値の70cmよりも16cm少ない。

 

 冬型の気圧配置も、18日(土)以降は本州の南から高気圧が張り出し、南寄りの温かい空気が入りやすく、朝晩は氷点下になるが、日中は比較的雪も降りにくく、プラス気温になる予報で気温の高い状態が今月いっぱい続く予報。

 

 18日(土)・19日(日)は全国で大学入学共通テストがあり、小樽では、後志管内唯一の試験会場となる小樽商科大学で試験が実施される。

 

 ◎2025年1月17日の北海道の24時間降雪量多いほうから(アメダス)

 ◎2025年1月17日の北海道の日最深積雪深いほうから(アメダス)