12月23日(月)に、小樽フィルムコミッション(事務局:小樽市産業港湾部観光振興室)は、11月14日(木)から世界同時配信がスタートしたNetflix「さよならのつづき」(監督:黒崎博氏、脚本:岡田恵和氏、主演:有村架純氏・坂口健太郎氏)の撮影等による経済効果を発表した。
同コミッションでは、小樽の恵まれた自然や歴史的遺産などの映像を通じ、国内外での知名度を高めることで地域経済を活性化し、魅力ある街づくりを進めることを目的に映画・ドラマ等の撮影誘致に取り組んでいる。
2023(令和5)年2月から脚本イメージにあったロケ地を探して下見し、5月と7月~10月と12月に撮影を行った。小樽市内で支払われた費用は約4億644万円と発表。
宿泊費8,353万円・食費4,129万円、レンターカー・トラック・高所作業者等3,963万円、エキストラ・タクシー・電車・美術費・倉庫・整備費含むその他24,199万円。
観光振興室では、映画・ドラマなどの撮影を受入れることにより、キャストが来樽して地域の経済効果を得る直接的効果と、ロケ地となることで知名度を高める間接的効果の2つの効果を期待。地域の経済活性化に繋がり、大きな経済効果があることを市民にも知ってもらいたいと今回の発表に至った。
さらに、11月14日の世界同時配信を記念し、道内外からファン約400人が集まり、イオンシネマ小樽と小樽マリーナで、主演の有村氏と坂口氏が登場しNetflix主催のレッドカーペットスペシャルイベントを開催した。
その直接の経済効果は、11月13日(水)~14日(木)2日間の費用は約2,600万円(宿泊費約100万円・食費約10万円・その他約2,490万円)だった。
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