コスタクルーズ12隻目に就航したコスタ・セレーナ(総トン数114,261トン・全長289.59m)が、真冬の北海道に期待を寄せた乗客を乗せ、12月26日(木)9:00過ぎ小樽港第3号ふ頭に接岸した。
この時期のクルーズ船の寄港は初めてで、冬景色の小樽港に真っ白く巨大な船体が接岸する珍しい光景が広がった。小樽クルーズ客船歓迎クラブのメンバー数名が旗を振って出迎えた。
イタリア船籍の同船は、2007(平成19)年に建造され2023(令和5)年に改装された。乗客定員3,780人・客室数1,500室・乗組員数1,100人・巡航速度21.5ノット。各デッキは、星座にちなんで名がつけられ、癒やしと楽しさ満載の船内設備が人気。
今回のクルーズは、12月24日(火)16:00に浦項(韓国)を出港し、入港時刻を数回変更しながら26日(木)9:00に小樽港に入港。第3号ふ頭には、ツアーに出かけるバスが続々と到着し、手続きをして下船する乗船客を待っていた。
小樽市産業港湾部港湾室港湾振興課が取りまとめる2024(令和6)年小樽港クルーズ船寄港は、4月8日(月)のル・ソレアル(フランス船籍)に始まり、コスタ・セレーナは32隻目(9/14も寄港)となり、今年最後を締めくくった。
2025(令和7)年の小樽港クルーズ客船寄港の幕開けは、2月に同船の寄港を予定している。
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