12月10日(火)、小樽市公会堂(花園5)1階集会室で、第27回小樽雪あかりの路の第1回実行委員会(西條文雪委員長)を開き、西條委員長をはじめ各関係20名が出席した。
27回目の開催は2025(令和7)年2月8日(土)〜15日(土)17:00〜21:00の8日間で、市内に10万本のろうそくを灯す。
ポスターも完成し、表は定番の小樽運河会場を、裏は今年メイン会場となった小樽芸術村前広場で人物を入れた写真を掲載。
真冬の閑散期に賑わい作りをと始まり、コロナ禍でも市内にろうそくの灯を絶やさぬようにと、多くのボランティアの協力を得て、形を変えながらあかりのバトンを繋いできた。
小樽運河会場と手宮線会場(駅前通り〜美術館前)のメイン会場と、さらに準メインだった小樽芸術村をメイン会場として、8日(土)のオープニングセレモニーを開催する。
第20回から山の会場として仲間入りしていた小樽天狗山も幻想的な雰囲気を演出し、市内約30カ所にあかりの路会場を予定している。
イベントが始まる前の雪あかりの路会場で、小樽ボランティアガイドの会がバッグヤードツアーを開催。雪あかりの路に纏わる話や、歴史的建造物についても紹介する。
恒例のSNSフォトコンテストや4年ぶりに復活するチームオブジェコンテストも実施。小樽芸術村広場では、子どもも遊べる賑わいをイメージし、(仮称)子ども広場として解放する。中央橋の広場は、小樽ネクスト100実行委員会による企画を用意。
今年も美術館前広場に、親子連れに人気の小樽青年会議所制作の大きな滑り台を設置予定。
昨年開催場所を広げ過ぎた反省点を踏まえ、手宮線を元の形に戻し、中央橋から龍宮橋の運河沿いや北運河(第3号倉庫前)での開催をやめた。
西條実行委員長は、「昨年は会場を欲張ったが、限られたボランティアの協力ということもあり、今年は中心部に集めてこじんまりとし、内容をグレードアップさせたい。小樽芸術村にメインステージを設置して、多くの方に来場してもらい、国際交流にも積極的に貢献できればと思う。素晴らしい雪あかりの路にしたい」と協力を求めた。
ワックスボウル・ミニワックスボウル・公式ろうそく(8本入り)を販売し、美術館前では、ワックスボウル製作体験を開催。
昨年度イベントに大きな力を発揮するボランティアは1,675名。今年度は、21回目の韓国人ボランティアOKOBOが2月3日〜19日に45名、4回目の台湾Yooohaoは2月5日〜18日に46名が来樽予定で、ボランティアを歓迎するウエルカムパーティを2月7日(金)、労いの送別会フェアウエルパーティを2月16日(日)に予定している。
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