一般社団法人小樽観光協会(西條文雪会長)が運営する国際インフォメーションセンターに隣接する、駐車場の一部にあるコンテナビレッジ(3棟)に、焼きたてパンを提供するPort bakery nomnom(ポートベーカリーノムノム・山田大祐店長)が、12月10日(火)10:00にオープンする。
市民が港に集う「港を巷に」をコンセプトに市民意識を考え、冬に向けて札幌圏や市民の日常使いにと準備を進め、これまでコンテナ内で営業していた軽食などのテイクアウト専門店を見直し、気軽に立ち寄れ地元に根づくパン屋を目指しリニューアルオープンする。年中無休で営業時間10:00~19:00。
店名は、擬態語「もぐもぐ」や「むしゃむしゃ」で美味しい物を食べている様子を表し、焼きたての美味しいパンを沢山食べてほしい思いを込め、ロゴマークの茶色のくまは大地への感謝、しろくまは自然環境保全の意味を込めている。
パンの価格にもこだわり、120円のツイストドーナツから一番高い240円のシマエナガパンと、200円前後に抑えた。シマエナガパンは、チョコ生地にチョコクリームが入ったパンを白生地で包み、目・くちばし・羽を付けたシマエナガの顔が可愛らしい。
メインのノムノムデニッシュは、6cmの正六面体のデニッシュ生地の中に、カスタード・チョコ・キャラメル・イチゴ・抹茶と季節で変わるマロンのクリーム6種類(200円~220円)がある。化粧箱6個入りは1,300円(箱代サービス)、ちょっとした手土産にも喜ばれそうだ。
地場の食材を使用しようと、小樽の海水から作った特製塩を使った小樽の塩バターパンなど、オリジナル商品を開発し、定番のクロワッサンやあんぱんなど約20アイテムを提供する。今後、地元の採れたて野菜や加工品なども使いオリジナルパンも増えそうだ。
また、コンテナ内の工房で焼いたバンズを使ったハンバーガー(500円)やソフトクリーム(350円)を提供し、イートインスペースはそのままで購入したパンを食べることもできる。
スタッフの渋間靖さんは、「観光施設の隣にあるパン屋は市民向けで、市民が日頃楽しめるような店づくりをし、安くて美味しいを大事にしている」と話している。
パン屋で税込500円以上の買物をすると駐車場が30分無料。ポートマルシェとパン屋の買物も含めて税込2,000円以上で1時間無料の特典付き。
また、5,000円で購入すると6,000円分利用できる、同協会が実施する小樽市内で利用できる電子マネー「おたPay」の第2弾が、12月20日(金)~2025(令和7)年2月28日(金)で販売され、登録店舗54店で利用できる。
◎新規オープン(12/10)ポートマルシェotarueコンテナカフェ(外部)
◎関連記事