甘味処の祭典「Otaruスイーツフェスタ2024」が、11月21日(木)10:00からウイングベイ小樽(築港11)1階ネイチャーチャンバーで開幕し、24日(日)までの4日間を開催される。
10:00開店を心待ちにしていた人々は、店舗シャッターが開くとお目当てのブースに並びスイーツを買い求めていた。
今回は、小樽をはじめ余市・仁木・赤井川・古平・倶知安・ニセコ・真狩・京極・共和・岩内・黒松内・寿都から、過去最多の52店が集結。このうち初出店は13店。
初日は平日にも関わらず37店が出店し、大勢の来場者で混雑が続き開幕を活気づけた。
21日(木)・24日(日)で出店初参加の小樽クロワッサン専門店Lien(リアン・勝納町)は、開店早々から30人が並ぶ人気で、たまごサラダなど11種類150個用意した商品は30分で売り切れるパプニングに見舞われ、岸本美奈オーナーも驚いていた。12:00過ぎに150個を追加販売した。
21日(木)・23日(土・祝)で出店の奥土農場石窯パン工房(ニセコ)では、自家栽培・天然酵母を使い薪窯でしっかり香ばしく焼いたパンやパイなどの焼菓子20種類の豊富なラインナップで来場者のニーズに応じた。
常連がブースをぐるりと順番待ちの列を作る人気店・本間製菓(共和町)の同町産米粉たい焼きは、3台の焼き台をフル稼働させて実演販売。最後尾の来場者は、「並んで食べようと思う。いつも買えるけど食べたくなってみなともちの大福も購入した」と話していた。
京極プリンのCafemocha Factoryでは、北海道牛乳と卵白で作った濃厚な白いカスタードプリンとスイーツフェスタ限定のゴマ味プリンなど4種類を販売。担当者は「なめらやでつやごしが特徴。どこからすくってもなめらかなプリン」と太鼓判を押した。
初参加の道の駅あかいがわから、赤井川村のイメージキャラクター・あかりんの顔をお焼きにしたあかりん焼を実演販売。同村産のとうきび・かぼちゃ・道産しゅまり小豆のつぶあんの3種類。
幅広いスイーツに合うようブレンドしたコーヒーを提供する、コーヒーロースト小樽では、スイーツフェスタ限定のスイーツブレンドの豆の販売とテイクアウトも用意。
テーブルと椅子を設置し購入したスイーツを会場で食べることもでき、ぱんじゅうを味わった親子は、「20代で頑張っている知り合いの店主も何人かいて、小樽で頑張っている若い人を応援したい」と話し、会場は終始大勢の来場者で溢れていた。
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