小樽市交通安全運動推進委員会(迫俊哉会長)は、11月13日(水)〜22日(金)の冬の交通安全運動期間初日に、セーフティコール(街頭啓発)を実施。
小樽駅前交番前では、9:30から小樽市をはじめ、小樽警察署・小樽市交通安全協会・小樽市交通安全指導員協議会・小樽自動車協会・北海道警友会小樽支部・4ライオンズクラブ・ワンワンパトロール隊など88名が集合した。
佐藤靖久生活環境部長は、「本日から今年最後の冬の交通安全運動が始まる。本格的な冬になると、積雪や路面凍結で道路環境の悪化によるスリップ事故など冬道特有の事故が懸念される。
ドライバーが細心の注意で運転を行い、歩行者も交通ルールを守りドライバーに気づいてもらえるよう意識することで防げる交通事故もある。年末年始には飲酒の機会が増え、飲酒運転をしない・させない・見逃さないを合言葉に、飲酒運転の根絶を目指したい」と挨拶した。
同署・佐藤地域交通官は、「小樽警察署管内における人身交通事故の発生状況は、昨日時点で昨年同期と同数の17件。死亡交通事故は昨日時点で6名、昨年同期と比べ5名増。昨年は最終的に死亡交通事故2件が発生し死者2名が出た。
今年の死亡発生事故は、飲酒運転根絶条例を制定し飲酒運転根絶の日を定めてから10年経過しているが、依然として飲酒運転を起因とする事故が発生している。
飲酒運転が悪質な犯罪であることの浸透が少ない。12月はスリップ事故の発生が予想され、橋の上・トンネルの出入り口付近・林による日陰部分の走行には気をつけてもらいたい」と注意喚起した。
気温3℃前後の寒い日だったが、国道5号線の両脇に並んで旗波を作り、ドライバーや歩行者に交通安全と飲酒運転根絶を呼びかけた。雨が降り出したため再び集合場所に集まり早めに終了した。
16日(土)13:00からは、ウイングベイ小樽(築港11)ネイチャーチャンバーで、交通安全セミナー「じわ〜っとおたる運動」を開催。冬道の交通安全対策を市民に周知し、冬道の交通事故防止を図り、小樽桜陽高校書道部の書道パフォーマンスも予定している。
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