小樽市・絵本児童文学研究S第10回音読カップ 74名出場

 小樽市教育委員会と特定非営利活動法人絵本・児童文学研究センター主催の第10回小樽音読カップが、11月9日(土)9:20から小樽市民会館(花園5)ホールで開催された。

 

 読み方や声を工夫した音読を競い合い、読み手として聞き手に内容を正確に伝えたり、日本語の美しさを体感したりすることを通じ、児童生徒の言葉に対する興味・関心を高め、読む力・表現する力を育てることで国語力の向上、各学校における音読の活性化を図ることを目的として、小学校低学年・中学年・高学年と中学校の4部門に分かれ、各校代表74名が出場。

 

 審査委員長を務める小澤倭文夫教育委員を含む審査員5名が、自然な発声と正しい発音・正しい日本語の読み方・正しい抑揚と強調表現・適切な速度や間の取り方・読み手としての工夫と理解度の5項目について、各4点満点(計20点満点)で採点。

 

 応募者の該当学年の教科書教材から題材を選び、題材の全部または一部を制限時間内で音読する。

 

 ステージに登壇すると、少し緊張した様子の児童生徒もいたが、自分の番が来ると堂々と猛練習を重ねた練習の成果を発揮し、観客から大きな拍手が送られた。

 

 表彰は、各部門ごと上位3名を金・銀・銅賞としてカップ及び賞状、各部門から5名に奨励賞(賞状)を贈呈した。

 

 花園小学校1年の山﨑君は、「おむすびころりん」を読み、「リズムに乗って読めるよう毎日練習した。カップ目指して頑張った。また挑戦したい」と話していた。

 

 低学年の部 金賞・伊藤ほなみ 銀賞・小笠原由野 銅賞・鍵谷香太

 中学年の部 金賞・福士花楓 銀賞・中村匠吾 銅賞・滝本那月

 高学年の部 金賞・北出梨紗 銀賞・清水端咲乃 銅賞・髙橋結衣

 中学生の部 金賞・北⻆一華 銀賞・木村レイラ 銅賞・日置愛海

 

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