おたる水族館(祝津3・伊勢伸哉館長)で、今年8月18日に生まれたバンドウイルカ・メリーの仔の愛称が決定し、11月2日(土)12:30からイルカスタジアムで発表された。
北海道で初のバンドウイルカの仔の誕生成功に話題を集め、母親も順調に回復し、子育ても順調で仔も成長し、現在、 イルカスタジアム地下観覧スペースで終日公開されている。
仔の愛称は13候補が集まり、サニー・ひかり・ルカ・レンカ・ローリーの5つに絞り、来館者と同館公式YouTubeのアンケート機能を活用し6,532票が集まり、1,802票を集めた“レンカ”に決定。アイヌ語で希望や光を意味し、北海道の希望の命として名付けた。
同スタジアムでは、メリーの仔の愛称の発表に約120名が集まり、来場者代表の千歳市から訪れた植田啓太君(6)がくす玉割りに協力。
伊勢館長は、「皆さんに応援してもらい元気に生まれてきたので、多くの皆さんに関わってもらい愛称を決めたかった。アジアゾウもこのようなやり方だったので、こちらを活用させてもらった。
北海道初の誕生で、イルカスタジアムのショーを一定期間休止したこともあり、沢山の方に応援してもらえる流れを取ろうと発信してきた。
泳ぎが達者になってきたていろいろな環境の慣れも出てきたが、奥のプールに行きたがらないことも度々あり、知恵もついてきたが、まだショーの再開には至っていない。ショーとは違ったイルカの出産の話などをしながら、できることを模索中」と話した。
同スタジアム出口では、愛称決定を記念してメリーとレンカの写真ステッカーが配布された。
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