小樽ユネスコ英語祭 歌や暗唱・スピーチなど多彩な発表

 小樽ユネスコ協会(原田祥二会長)主催の第49回小樽ユネスコ英語祭が、10月20日(日)13:00から小樽経済センター(稲穂2)4階会議室で行われ、年長から高校生までの15名がパフォーマンスを披露した。

 

 12プログラムが開催され、幼稚園年長と小学生低学年の子どもたちが、自然をテーマに英語の歌を踊りを交えてオープニングを飾った。その後、絵本「私はうさぎ」の朗読やスピーチで、小学1年生~高校2年生8名がそれぞれ発表。

 

 審査員は、同会の星功副会長と外園知代副会長、ALTのニコヤンさん・ロバートさん・ジャスティンさんが務めた。

 

 特技のダンスを披露しながらスピーチした小学2年生の男子児童や、私の夢を語った中学3年生女子生徒など、どのスピーチも高い英語力でレベルが高く、審査員を悩ませた。

 

 スペシャルスピーチでは、ALTのトーマスさんが「私の国」について、特別出演で同会員の井上さんが平和への願いを語った。

 

 同協会は、札幌に次ぐ道内2番目の民間ユネスコとして1949(昭和24)年に発足。世界寺子屋運動への支援や国際交流・コミュニケーション・市立小樽図書館「ユネスコ文庫」の充実など、ユネスコ理念に資する活動を行っている。

 

 原田会長は、「今年は参加者・応募者が多く、小樽市内からの参加者のほか余市・古平・銀山からの発表もあった。また、発表部門も例年のスピーチだけでなく、歌唱・暗唱と英語祭らしい内容となった。発表の題材も、身近なもの・発表者感性を感じさせるもの、あるいは環境や社会問題などを論じるものにまでに及び、開催者としてとても充実した英語祭となった。

 

 例年公会堂で開催していたが、今年は経済センターで開催したことで、小樽駅から近く交通の便が良くなったことが、来場者の増加につながったこともあるかもしれない」と述べた。

 

 大会結果

 〇小樽ユネスコ協会会長賞  藤谷友乃さん(小樽未来創造高校2年)

 〇小樽市長賞        遠藤かさねさん(小樽市立潮見台中学校3年)

 〇小樽市教育委員会教育長賞 大川那々花さん(小樽市立西陵中学校3年)

 〇小樽商工会議所会頭賞   加藤詠衣さん(小樽市立山の手小学校5年)

 〇STV賞          志村碧春さん(小樽市立山の手小学校3年)

               松林芽依さん(余市沢町小学校2年)

               越後友夢花さん(古平小学校2年)

               松林佳那さん(余市リタ幼稚園年長)

 

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