小樽未来創造高校生制作 ほくとくん型スピーカー寄贈

 北海道未来創造高等学校(最上1・松田圭右校長)建設システム科の生徒が制作した北海道警察のシンボルマスコット・ほくとくんそっくりに仕上げたスピーカーを、小樽警察署(富岡1・竹内哲署長)へ寄贈。

 

 10月9日(水)10:00から贈呈式を行い、制作した同科3年生5名と松田校長と担当教諭、堀口雅行防犯協会連合会会長が出席し、竹内署長へ目録を手渡した。

 

 同校は、昨年も特殊詐欺被害防止啓発活動に取り組む同署に対し、顔抜きパネル(横2m73cm×縦1m82cm)を寄贈し、今回2作品目となる。

 

 北海道に住む様々な動物たちをイメージし、北の夜空に輝く北斗星から名付けられ、道警関連のイベントに登場し会場を和ませている人気者のほくとくんを、今回モチーフにしようと、夏休み後から2ヶ月半かけて制作。

 

 写真から立体にすることは難しかったが、木枠を作りネットを貼り、美術用の石膏粘土を張り付けそっくりに仕上げ、やすりをかけてから絵具を丁寧に塗り完成。手に旗を持たせ、もう一方の手にスピーカーを乗せられるよう工夫した。サイズは90cm×90cm。

 

 制作者の竹下さん(3年)は、「目や口など細かいところが難しかった。ぜひみんなに見てもらいたい。可愛らしくできたと思う」と話した。

 

 松田校長は、「高校と地域との連携が大切で、貴重な機会となった。学校以外の人と接することが少なく、頑張りを褒めてもらい嬉しい。襷をかけたり、旗を持たせたり、スピーカーを乗せれるよう工夫した。ぜひ活用してもらいたい」と話した。

 

 竹内署長は、「地域の安全を守るための啓発活動も警察の大事な仕事。皆さんに貢献してもらいありがとう。安全な国、犯罪が起らないように頑張りたい」と感謝した。

 

 寄贈されたほくとくん型スピーカーは、9日から同署玄関に展示され、12日(土)11:00からウイングベイ小樽(築港11)1番街3階バースディ前通路で、同ピーカーを活用しながら、同校生徒とさくら幼稚園園児が、園児作成の押し花入りしおりを来店客に配布し、特殊詐欺被害防止を呼びかける。

 

 ◎札幌方面小樽警察署(外部)

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