小樽市消防本部と小樽市少年婦人防火委員会主催・小樽消防安全協会後援の2024(令和6)年度防火・防災ポスターコンクール表彰式が、10月8日(火)16:30から市民会館(花園5)2階8・9号室で開かれた。
市内小中学生を対象に、火災予防や防災について理解を深め、活動を通じて家庭や学校での防火・防災思想の啓発と高揚が図られることを目的に、夏休み期間を利用し防火や防災をテーマにポスターを描いてもらい、今年度は44作品が集まった。
9月24日(火)に審査会を開き、小樽市消防長賞に朝里小学校5年の田沼君の作品が選ばれ、その他13点が入選。
表彰式では、小樽市少年婦人防火委員会委員長の見山義秋消防長と小樽消防安全協会の上参郷光祐会長から賞状と記念品が贈られた。
見山消防長は、「秋から冬にかけ暖房器具の使用等により火災が発生しやすい時期となり、皆さんのポスターを見てもらい注意喚起してもらいたい。10月15日〜31日は秋の火災予防運動期間。火災が起きないように火の用心に努めてもらいたい」と挨拶した。
上参郷委員長は、「消防署とタッグを組み、防災意識を持ってもらおうといろいろなイベントがあり、これもそのひとつ。厳選なる審査をして晴れて表彰された素晴らしい作品。これを機に、防火・防災の意識が今まで以上に高まればと思う。来年もポスターコンクールに参加してもたいたい。防火・防災意識をしっかりと持ち、火災や災害のないまち小樽にしたい」と述べた。
受賞した田沼君は、「初めてのポスターコンクール参加で消防長賞を受賞し驚いている。ポスターには、花火やたばこの消し忘れのうっかりに注意してほしいと願いを込め、火の用心を訴えた。小さい頃、花火のあと消し忘れて手にやけどをしたことがあったから、みんなにも注意してほしい」と訴えた。
小樽消防安全協会会長賞を受賞した桂岡少年消防クラブの岸本さん(桂岡小6年)は、「4〜5回コンクールに参加している。賞をもらえてうれしかった。今回は、理科や社会の授業でハザードマップを学び、みんなにも知ってもらいたいとポスターに描いた」と話していた。
応募作品を全て展示する同ポスターコンクール作品展を、10月15日(火)13:00〜21日(月)15:00はウイングベイ小樽(築港11)5番街2階ハイタッチコートで、23日(水)13:00〜30日(水)13:00に小樽駅前第2ビル(稲穂2)1階プラザで開催する。
◎関連記事