10月1日全国一斉に赤い羽根共同募金運動の開始に合わせ、小樽市共同募金委員会(相庭孝昭会長)でも、5日(土)11:00からウイングベイ小樽(築港11)で募金活動を実施した。
相庭会長をはじめ、上石明副市長・鈴木喜明市議会議長とともに、双葉・桜陽・未来創造の市内高校生と関係者合わせて28名が参加し、会場となる 1階5番街ネイチャーチャンバーと2階広場で募金を訴えた。
今回の目標額は950万円。寄せられた募金は、福祉施設・保育所等の支援・小中高校の福祉教育の支援・ボランティア団体の支援など、さまざまな福祉活動等で生かされ地域に還元されている。
活動に先立ち、相庭会長は、「協力の積み重ねで今年で78年となった。市内・道内の社会福祉活動に充てられ、また、能登半島へ災害ボランティアの活動などにも。明るい社会を支え合っていく運動が始まり、周知と募金の働きかけをお願いしたい」と挨拶した。
参加した高校生は、募金箱を肩から下げ通行人に協力を呼びかけ、買物客や通行人は暖かい眼差しで協力。高校生ボランティアは赤い羽根を手渡し、子どもたちにはドラえもんの缶バッチや風船をプレゼントした。
未来創造高校ボランティア同好会は会員7名中5名が参加。日頃から、市内小中学校へ勉強を教えたり、子ども食堂の手伝いなどのボランティア活動に参加しているといい、田口部長(3年)は「募金の呼びかけをしたい」と意欲を示していた。
赤い羽根の募金期間は10月1日〜12月末だが、12月1日からは歳末たすけあいも並行して実施される。
2023(令和5)年度の募金総額は10,595,000円が集まり、赤い羽根は8,216,164円、地域歳末たすけあいは2,378,836円がだった。
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