一般社団法人小樽観光協会と一般社団法人余市観光協会は、2024(令和6)年度冬季誘客プロモ—ション事業「YOI−TARUプロジェクト」を、11月1日(金)〜12月15日(日)で開催する。
これまでの冬の恒例イベント・小樽ゆき・余市物語は、2013(平成25)年11回、余市は2015(平成27)年から2023(令和5)年まで9回開催された。
冬の入込客数が改善できている月もありそうでない月もあったが、ミッションをクリアしたと考え事業は終了し、同イベントに変わる取り組みとして、今年からスタートする。
小樽と余市の観光協会が引き続き連携し、厳しい11月の観光入込客数と、地域内の消費にいかに結びつけるかにフォーカスして取り組み、食文化や伝統を通じて地域の人々との文化交流を促進して相互理解を深め、小樽と余市の魅力を伝え、観光客の誘致を図り、地域経済の活性化に繋げる。
小樽の青の運河と余市の琥珀色の夢のライトアップは、これまで通り実施され、幻想的な光景を創出していたワイングラスタワーは、現在運河プラザ改装中のため設置を2〜3月に予定し、小樽駅のガラスアートギャラリーは終了。
新たに、小樽と余市の食のよいとこを巡るパスポート(A4サイズ・15,000部発行)も開始。パスポートを掲示するだけでお得な特典が得られ、SNS投稿でプレゼントも当たる。無料配布場所は、観光案内所・観光施設・宿泊施設などで、パスポートのQRコードから、小樽商大オアソビプロジェクトとの連携した謎解き企画にも参加できる。
小樽企画では、YOI-YARU〜味覚祭2024を、11月16日(土)・17日(日)の11:00〜20:00に、みなとオアシス特設会場(小樽観光駐車場第一)で開催する。昼間の薪割体験会や16:00から焚火コーナー(8台)でのマシュマロ焼、手持ち花火も実施され、地域の酒のPRや、地域で活動する飲食関連事業者等フード出店17店舗が参加する飲食テントで、ストーブを設置して暖を取りながら秋の夜を楽しむ。
ニッカウヰスキー90周年記念ブースでは、余市蒸留所のヘビーピートモルト原酒をキーモルトに採用し、モルトの豊かな香りと心地よいスモーキーな味わいのニッカフロンティア(10月1日発売)をハイボールで提供してPR。
余市企画では、ワインぶどう収穫ボランティア感謝祭を企画。余市観光協会公式LINECheersで行ったワインぶどう収穫ボランティアに感謝を込め、余市のワイナリー厳選したワインと各店舗自慢の料理を楽しむ機会を提供し、余市の豊かな味覚を味わう。
12月7日(土) 会場Qunpue・長谷川ヴィンヤード 10名
12月8日(日) 会場Y’nY・Caved’Elat 12名
12月9日(月) 会場ワイン、ときどき豚・平川ワイナリー 10名
公式LINE Cheersでのチケット販売(先行販売0詳細については準備中。
プロジェクトリーダーの渋間靖さんは、「閑散期対策ではあるが、季節問わず、小樽・余市の魅力を高められるよう、小樽・余市のお互いの地域を大事に繋げる架け橋になりたい。今後も雪物語のように10年以上も続けられるように、若い世代を入れて次のステップアップに。秋をゆっくり美味しい食とお酒を楽しんで」と期待した。
プロジェクトメンバーの石川朝日さん(商大2年)は、「若い世代の20〜30代前半の人や、お酒を飲み始めた人も会場で、お酒やその空間を楽しんでもらいたい」と来場を呼びかけている。