9月30日(月)小樽市保健所は、2024(令和6)年度から国の制度が変わった新型コロナウイルス感染症予防接種について、インフルエンザ予防接種と同様に高齢者等新型コロナウイルス感染症予防接種として、年1回の定期接種となると発表。
対象者は、市内に住民登録があり、接種日に65歳以上の人や60歳以上65歳未満で、心臓・じん臓・呼吸器の機能・ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能に障がいがある人(身体障がい者手帳1級相当)とした。
市民税非課税世帯または生活保護受給世帯は、接種日当日に接種料金免除に係る証明を掲示することで自己負担金が免除となるが、それ以外の対象者は1回3,300円。公費で接種を受けられるのは、10月1日(火)〜2025(令和7)年3月31日(火)間に年1回とした。
使用ワクチンは、ファイザー株式会社、モデルナ・ジャパン株式会社、第一三共株式会社、武田薬品工業株式会社、Meiji Seika株式会社の5社。医療機関によって取り扱うワクチンは異なるため、あらかじめ接種を希望する医療機関に確認する。
新型コロナ予防接種実施機関は市内49カ所の医療機関と、入所者を対象に4介護老人保健施設と1特別養護老人ホーム。インフルエンザ予防接種は市内70カ所の医療機関。
定期接種の対象とならない乳幼児〜64歳以下の市民については、任意接種として受けることができる。医療機関ごとに金額が異なるが、全額自己負担で1万5千円〜1万8千円。受付時間等は医療機関によって異なるため、事前に接種を希望する医療機関に問い合わせを。
担当者は、「重症化リスクが高くなる高齢者等は接種するよう検討してください。副反応が心配の人は医療機関で相談してください」と話していた。