第44回小樽ジュニアピアノコンサートで成果を披露

 小樽ジュニアピアノコンサ—ト実行委員会(三浦明子代表)は、9月23日(月)13:00から小樽市民センター(色内2)マリンホールで、第44回目のコンサートを3部構成で開催した。

 

 会員のピアニストとエルム楽器札幌店から推薦されたピアニスト、同会スカウトのピアニスト28名が、これまでの練習の成果を発表。

 

 幼稚園年長と小学2年の藤沼兄妹がオープニングを飾り、メリーさんの羊や大きな古時計を連弾で奏でた。

 

 恵庭市在住の向峯さん(小1)は4歳からピアノを習い、今回初出場でおまつりとグレーの小さなロバを演奏し、「沢山練習した。ピアノは、いろいろな音を出すところが好き。上手に弾けた。将来はピアニストになりたい」と話し、聴いていた父親は「上手に弾けたと思う」と話していた。

 

 沢山練習した人・初ショパンに挑戦した人・曲の強弱をつけるよう気を付けた人・優しく綺麗な音で演奏したい人など、それぞれが思いを込めて演奏し観客から大きな拍手が送られていた。

 

 最後は数々の賞を受賞している小樽商科大学2年の小林さんが、ピアノソナタ第3番op.58ロ短調第4楽章/ショパンを選曲し、「1歳からピアノに触れ、今日の演奏は楽しみにしていた」と話していた。

 

 三浦代表は、「今回小樽市近郊から30名もの若いピアニストたちが集まった。刷新から5年目に入り、市民に対し、小樽市近郊で頑張っているフレッシュな感性と身体能力を持つピアノ演奏を披露出来たと思う。3部は、全国大会に出場している出演者も数名いた。

 

 若い力を応援することで小樽市の発展につながると思うので、未来を託すジュニア世代の育成と市民への更なる認知・応援をして頂けるよう、活動していきたい」とコメントを寄せた。

 

 ◎小樽ジュニアピアノコンサート(外部)

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